2024年12月20日
エルメスのロゴとは?意味・由来・デザインの秘密を徹底解説!
高級ブランド「エルメス(Hermès)」のロゴといえば、馬車と従者が描かれた独特のマーク。多くの人がこのロゴを目にし、洗練された印象を持つ一方で、「なぜ馬車なの?」「馬がいない理由は?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、「エルメス ロゴ」に込められた意味や由来、ブランドカラーとの関係性、デザインに宿る哲学まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
馬車ロゴの由来|創業当時の原点から読み解く
エルメスは1837年、ティエリー・エルメスがパリで創業した馬具工房から始まりました。馬具職人として、当時の上流階級に向けて高品質なハーネスや鞍を提供し、その卓越した職人技で信頼を集めました。
この創業の歴史を象徴するのが、現在も使われている「馬車と従者」のロゴです。実は、このロゴには馬が描かれていません。これは、エルメスの哲学「完成させるのは顧客」という考え方を反映しており、製品を使うことで初めてその価値が完成するというメッセージが込められています。
エルメスオレンジとの関係|ブランドカラーの誕生秘話
ロゴそのものは基本的にモノクロで表現されることが多いですが、エルメスを語るうえで欠かせないのがブランドカラーの「オレンジ色」です。
この“エルメスオレンジ”は、第二次世界大戦中に包装紙が不足したことがきっかけで誕生しました。当時手に入ったオレンジ色の紙を使用せざるを得なかったのですが、結果的にこの明るい色がブランドのシンボルカラーとなり、今では強烈なアイデンティティとして認知されています。
エルメスのロゴとオレンジカラーの組み合わせは、視覚的にも非常に印象的で、他のラグジュアリーブランドと一線を画す存在となっています。
ロゴのフォントに込められた意味
ロゴに使われているフォントは、余計な装飾を省いたシンプルで洗練されたサンセリフ体です。このフォントは、エルメスが持つ「本質的な美」を追求するブランド姿勢を象徴しています。
また、文字間のバランスも非常に計算されており、全体として調和がとれたデザインとなっています。このタイムレスなロゴは、時代を超えても色褪せることのないエレガンスを感じさせます。
ロゴに込められた4つのメッセージ
- 伝統と革新の融合:馬車=創業当時の伝統、フォント=現代的な洗練を表現。
- 品質の象徴:手作業による職人技がブランドの信頼性と品質の高さを保証。
- 顧客との関係:馬が描かれていないことで「顧客とともに完成する製品」という哲学を示している。
- ステータスとエレガンス:控えめで上品なロゴデザインは、高級ブランドらしい格調の高さを演出。
現代におけるロゴの役割
現在では、このロゴは単なる「ブランドのマーク」にとどまらず、エルメスの価値観や哲学を視覚的に伝える象徴的な存在となっています。
SNSやWeb、広告、商品パッケージなど、あらゆる場面で目にするロゴは、見るだけでエルメスの世界観を思い起こさせ、顧客との感情的なつながりを築くツールとなっているのです。
まとめ|エルメスのロゴに込められた永遠の美学
エルメスのロゴには、1837年の創業から変わらない「職人技」「顧客中心の哲学」「時代を超えたエレガンス」が凝縮されています。
馬車と従者というクラシカルなモチーフに、現代的なフォントを組み合わせることで、伝統と革新を見事に融合させたデザインとなっているのです。
ロゴは単なるマークではなく、ブランドの思想と物語を語る“顔”です。エルメスのロゴを見るたびに、その背後にある深い意味と美学を感じ取っていただけたら幸いです。
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